| |   | 中百貫が昇竜・ジャックナイフ・キャノンスパイクあたりに打ち負けやすい理由を考えてみます。 
 まず、
 無敵が短い
 
 サマーに安定して勝てるからには、小昇竜の無敵時間もやり過ごせると考えざるを得ません。却下。
 
 次に
 攻撃判定よりもくらい判定の方が早く出る
 
 バルセロナ・ダッシュアッパー・張り手・天昇脚あたりに安定して勝てることに説明がつきません。これも却下。
 
 残るは
 攻撃判定は出ているが、相手に当たっていない
 
 これがもっともありそうです。最初に挙げた技はすべて「下半身にくらい判定がなくなる技」なので、「斜め下に強い」中百貫の攻撃判定とかみ合っていないというのが私の予想です。
 
 おそらく、対空として使いづらいのもこのためなのではないでしょうか。
 
 
 では、上記の仮説が正しいとして、対策は?
 
 まず、
 中百貫を早めに出して「高さで勝つ」
 
 一見よさそうですが、タイミングが難しそうですし、早出しできるチャンス自体あまりなさそうです。
 
 次に
 中百貫をギリギリまで遅らせて、相手の技が終わるまで無敵が続くようにする
 
 リュウへの起き上がり重ねには有効かもしれません。
 
 期待の星
 小百貫を使う
 
 これは研究の余地があると思います。今まで小百貫はほとんど使っていなかったので判定の出方はあまりわかっていませんが、中百貫よりは前方に長いのではないかと考えています(斜め下には短いので)。
 
 もし判定が短かったとしても、中百貫よりは無敵が長いようなので、ケンに対しても重ねで使っていけそうです。投げ化けパンチをつぶせるかどうか微妙ですが(ここを考えると後述の頭突き重ねの方が優秀)。
 
 もし小百貫の判定が前方や上方に強かったら、画期的な対空になるかもしれません。ほとんど「飛んだらすぐ」のタイミングになりますが、これで待ちモード時の遠距離対空が安定するとなると・・・ブランカよさらば?
 
 
 小・中頭突き(以下中頭突きはいちいち書かない)は無敵が最低12フレームはあるようなので、「2ヒットする間合い」から出せばほとんどの無敵技をつぶせそうです(攻撃判定さえ届けばの話し)。
 
 使いどころは、画面端大銀杏の後や、同じく画面端で空対空で落とした後が考えられます。安全飛び込みできないキャラの起き上がりに重ねるのもいいかもしれません(ゲージには注意)。重ね近小Pが早すぎたときの保険や、重ねに対する裏の選択肢にも使えそうです。
 
 飛び込みからも狙えるようであれば、コマンドキャラやくらいサマーを狙っている相手にも頭突き投げができることになります。具体的には、
 
 飛び込み>近小P>一瞬前歩き>大銀杏コマンド
 
 になりますが、この「一瞬前歩き」が不要だったら、かなり幸せな状況(下小Pからもできればサイコー)です。
 
 単なる放し投げと比べたときの利点は、リバーサルを出されたときのおつりが大きいことくらいでしょうから、大P投げへの布石としては
 
 飛び込み>近小P>一瞬前歩き>小頭突き
 
 だけでも意味はあるでしょう(ガードされると損ですが)。これなら多少早めに(投げが成立しないタイミングで)出してもOKだし、長く歩けるので確実です(ザンギ・ホークにはこっちの方が明らかに無難)。
 
 飛び込みからは無理に狙う必要はなさそうですが。
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