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[3852] Re4:ハメる奴は氏ねpost 返信する 削除

投稿者名: 素肉裏拳
投稿日時: 2004年4月26日(月) 02時40分52秒

▼ 本田使いさん
> というか、私の言うようなダブルニーはめが通用、
> というのはまさしくハメそのものがハマるどうかでなくて、
> ダブルニーのあと投げか、足払いか、ガードしてリバーサル
> を斬るのか、という禁止行為なしの『何でもアリ』対戦に
> おける駆け引きでダッシュベガがどこまでXキャラやノーマル
> ガイル等の強敵に通用するのか、ということです。
>
> ぶっちゃけハメまったく無しと言われると、ダブルニー後
> 常にバックジャンプするしかなく、それではXキャラに対抗
> できなさそうですし。
>
> サイコ投げにしても、サイコはめ自体というよりはサイコの
> 後投げに行くのは寧ろ自分が投げられないためで、
> そういったサイコを絡めた戦法がどこまで通じるかであり、
> そればかりをやったり狙ったりする”単調な動きで強い”という
> 戦法を推奨してるわけではなかったりします。
>
> それにしても『真空投げ』というのはどんな技なのですか?
> 私はダッシュが終わるあたりからやりはじめたので、
> 初代のはそれほど詳しくないんです。
> 一応プレイ経験や本などの資料では見たりしては
> いるんですが。>初代ストU


 どうも「ハメ」という定義が曖昧になっている面があるのでストTTの歴史をひも解く必要があるようですね。
 そもそも「ハメ」というものはそれを行うだけでKOまで持っていかれる戦法を指し、弱パンチや弱キックの通常技を当てた後、投げを行う「投げハメ」という戦法が最初でした。これは対CPUに対して絶大な効力を発揮した戦法で、これを繰り返すだけでCPUにパーフェクトで勝てる方法でした。
 この「投げハメ」を行われた場合、「投げ返す」or「リバーサル系」しかなく、「リバーサル系」はレバー入力の関係によってはガードされる可能性があります。また「投げ返す」場合は立った状態にならなくてはいけないので下段の「足払い系」の技をだされるとダメージを受けるので、「投げハメ」を行う側と「投げ返し」を行う側ともに理論上は50%×50%の確立ですが、心理的に非常に「投げハメ」を行う側が有利でした。しかし、ダッシュ登場後には対CPUにはこの戦法がまったく通用しなくなりました(弱パンチ等を当てた後100%「投げ返し」されます。)し、Xの登場によって「投げ受け身」の要素が加わったことによって「投げハメ」は戦法として脅威的なものにはならなくなったということが現実です。
 ストTT当時から対戦を行っているプレイヤーには、この「投げハメ」=「ハメ」と定義している人も中にはいますが、現在では広く世間で稼動されているハイパーストTTで、隠れキャラの豪気が使用できる「灼熱ハメ」ぐらいしか「ハメ」と呼べる戦術は存在しません。

 「ハメ」の定義は対戦相手の主観や価値観、また、地方ごとのローカルルールのあり方によって微妙に異なりますが、簡単な戦術によって勝敗が決しても対戦相手を誹謗、中傷するような発言はしてはならないということです。だいぶ長い説明になりましたがご理解してもらえたでしょうか?

PS:
 「真空投げ」についてはT.Akiba氏のホームページ上にあるストリートファイター2 バグ編を参照して下さい。

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