| 前述の通り、飛び込みの間合いは3種類(中足間合い・ベスト間合い・くらい投げ間合い)に大別されます。
ソニックを垂直避けするなり相手にソニックを控えさせるなりしてなんとか接近して「お互い自由に動ける」状態になったら、当然ベスト間合いから飛び込みたいところですが、場慣れしているガイルは、この間合いでは様子を見てくることが多くなります。
具体的には
1.歩いて後退
2.後ソバット
3.しゃがみ待ち
4.強気にソニック
5.ソニックサマー
あたりが選択肢になります
1は多少注意が必要です。飛び込みのベスト間合いとソニックにレバー大Kを合わせられる間合いの間には、「ソニック打ち放題」の死の間合いがわずかに存在しますが、相手に合わせてどんどん前進していくと、この間合いにいる時間が必然的に長くなります。
影縫いを使って一気に間合いを詰めるなり、一瞬しゃがんで相手を先に退がらせるなりして死の間合いを避けましょう(一瞬しゃがむと下小Kのモーションと紛らわしいのでソニックを誘えることもあります)。
2はべつに問題ないので普通に歩いて追いかけます。見てから飛び込むのは奇襲にしかなりません。
3は、たいてい「死の間合いでソニック」か「こちらが飛び込むか投げられそうになるまで待ち」かのどちらかなので、ベスト間合いでうろうろするか、死の間合いに入った瞬間で飛び込む(いくらソニックが速いとはいえ、完全先読みなら連続技が入ります)か、図々しく一気に近づくかとった感じになります。
もちろん、相手はソニックのタイミングを毎回微妙にずらしてきますので、それに対応する必要があります。
4には当然飛び込むわけですが、前進することに集中しているときには嫌な選択肢となります(5との兼ね合いもある)。
いちおう、5もありえます。ソニックを打つ前に一瞬立ちあがるので注意していればわかりますが、わかったからといってガードすると、ソニック連射に変更されて押し返されてしまいます。
しかし、ソニックを見てからの飛び込みは間に合わなくても、予備動作である一瞬立ちに反応しての飛び込みなら十分に間に合います(フェイントや単なる歩き後退だったら痛い目を見ますが)。また、先読みが成功した場合には非常においしい結果になります。先読みを交えた飛び込みで普通にプレッシャーをかけていれば、そんなに怖くはないでしょう。
本田側の選択肢をまとめると
a.歩いて前進
b.ソニック待ち(うろうろorしゃがんでためる)
c.先読み飛び込み
d.ソニック誘い
あたりがメインとなるでしょう。 |
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