| ▼ 絶招さん
スト2は「クリア」を目的として一人で楽しむことと、人間対人間の対決である「対戦」を目的として楽しむ方法の2つがあります。
しかし、前者が主であったのなら、スト2はこんなに長い間人々から親しまれる作品にはならなかったと思います。
攻撃値やリーチのようにゲーム上における詳細なデータは、クリアを目的とするならば、そのプロセスにつながる材料となるでしょう。しかし、対戦において、その詳細を明らかにするということは、そのプロセス自体を放棄する結果になり、持ち札を見せながらポーカーやブラックジャックをすることと、何等の変わりがありません。
ゲームセンターにあるシューティングゲームやパズルゲームと一緒に、スト2はそれ等のゲームと併設されているので、誤解されがちではありますが、いまやスト2は「対戦ゲーム」です。
私も含めてですが、ジオンさんのような気持ちを、誰もが持っているとは思います。ですが、もう一度考えてみて下さい、果たしてそれらを知り尽くしてしまった後、対戦を行いたいと本当に思えるかどうかを。
くどいようですが、「クリア」のゲームではなく「対戦」を目的とするゲームとして、これからもスト2は続いていって貰いたいと、望むものです。 |
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