| 以下すべてvsケンで調査・考察。
まず、ガード後の展開は3ヒットちょうどでやめた場合が(隙・間合いともに)最良となりますが、3ヒットさせることが可能な間合いは、中だとしゃがんでいるケンに遠大Pがギリギリ当たらないくらいの間合い、大だとしゃがんでいるケンに下中Kがギリギリ当たるくらいの間合いになります。
遠くから下小Kをキャンセルした場合、大のみ2発ガードになる間合いがあります(多分下小Kキャンセル大張り手が2ヒットコンボにならない間合いと同じ=1発目がすかっている=リバーサルなら割り込み可能だと思う)。間合いが遠い場合にすかっているのが3発目ではなく1発目だとすると、2発ガードになってしまっても動けるようになる早さには関わりがないことになります。
ガード後の間合いについては、ケン相手に密着から3発ガードさせると、中は立ち状態のケンには本田の遠大Pがすかり立ち状態の本田にはケンの大足が当たる間合い、大は立ち状態のケンに本田の下中Kがギリギリ当たる間合いとなります(前に出る分大のほうが間合いが近くなるようです)。なぜか、画面端でも離れ方はほとんど変わらないようです。
ギリギリ3発ガードになる間合いから中張り手をガードさせると、その場からの飛び込み中Kがギリギリとどかない間合いに、ギリギリ3発ガードにならない(2発になる)間合いから大張り手をガードさせると、しゃがみポーズのケンにもレバー大Kがギリギリ届かない間合いに、ギリギリ3発ガードになる間合いから大張り手をガードさせると、それよりもやや遠い間合いなります。
ここで重要なのは、削った後に波動を撃たれた場合に対応できるかどうかということですが、波動にレバー大を合わせられる間合いは、開幕よりもやや遠い間合いまでとなります(前に歩ける分ちょっと広い)。
この間合いにするためには、ケンの大足がしゃがんだ本田にギリギリ当たらない間合〜しゃがんでいるケンに下中Kがギリギリ当たらない間合いから大削りか、しゃがみポーズにのみ下小Kが当たる間合いから大削りもしくは下小Kキャンセル大削りか、ギリギリ大銀杏が入らない間合から中削りしかありません(投げ間合い内での仕掛は除く)。
この中で実用性がありそうなのは、大足の間合い外から大での2発削りと、しゃがみポーズにのみ下小Kが当たる間合いからの小足キャンセル大削り(連続技になっていないのが難点、すかされても割り込まれなければ結果は同じ)くらいでしょう。
レバー大Kが届かない間合いだと、小波動に対して、垂直ジャンプで避けるしか選択肢がなくなります(飛び込むと相打ちになって起き上がりに波動を重ねられて不利)が、間合いが近いと着地に大足を当てられるので、最終的にはガードしかないということになります(当然ガードするともう一発飛んでくる)。
レバー大Kが届く場合は、大Kを出すか出さないかの二択になりますが、歩いて後退された場合にこれといった対策がないので、取りたてて有利ではありません。削っている分を考え合わせて五分といったところでしょうか。
というわけで、非常に長くなりましたが、ジャスト間合いでの大2発削りと小足空振りもしくはキャンセルからの削りは、画面端へ追い詰めていく意味も含めて、利用価値大といえるでしょう。
また、3回削りで止めるためには一発目がガードされた時点で連打を止めなければならないのですが、上記の間合いでは4発目が出てしまってもすかるだけなので、二発目ガードが見えるまで連打を続けてヒット確認をするのもひとつの手です。
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